ブルーレポートmini9月号発行|中小企業のデジタル化対応の現状

近年、中小企業をとりまく経営環境はますます厳しさを増しています。多国籍企業との競争、内需の縮小などの外的要因に加え、慢性的な人手不足や経営者・生産人口の高齢化などの課題に直面しています。これまで、日本のGDPは世界トップクラスと言われつつも、その労働生産性については低いと指摘
されることが多くありました。そして直面した新型コロナウイルス感染症による影響は、中小企業経営を直撃しました。さまざまな業種の企業が影響を受け、特に日本経済を支える製造業は2020年夏ごろより大きな影響を受け続けています。米中などの海外市場や、国内でも大企業は徐々に体力の回復傾向を見せ始めていますが、同感染症による影響は当面続く見込みであり、中小企業も当面は厳しい状況が続くと予想されています。

そんな中、中小企業の活性化や景気回復の起爆剤として注目されているのがデジタル化です。IT・ICTツールによる業務の効率化をはじめ、得られたデータを戦略的に活用することで、新たな価値の創造につなげられると期待されています。また新型コロナウイルスの感染拡大はテレワークをはじめとする多様な働き方を進めるきっかけにもなりました。デジタル化は、中小企業の事業変革や新しい組織づくりの推進力にもなります。
中小企業は事業方針上、デジタル化についてどのように考えているのか。また、デジタル化を進め
ることによりどのようなメリットや課題に直面しているのか。本レポートは、中小企業が取り組んでいるデジタル化の現状について調査を行い、整理したものです。

詳細は以下PDFファイルからご覧いただけます。https://www.forval.co.jp/consulting/pdf/bluereport_mini_202109.pdf