2022年10月3日、岸田文雄首相は第210回国会に向けた所信表明演説を行いました。その中では「成長のための投資と改革に向けた取り組み」として4つの分野、すなわち科学技術・イノベーション、スタートアップ、GX、DXへの取り組みを強化していくことが指摘されました。4つの分野のひとつ、GX(グリーントランスフォーメーション)とは、「企業における温室効果ガスの排出源である化石燃料や電力の使用を再生可能エネルギーや脱炭素ガスに転換することで、社会経済を変革させること」です。
GXは現在、大企業を中心に取り組まれていますが、中小企業にとっても避けられないテーマでしょう。環境や社会課題に配慮しているかが投資の根拠にされるケースや、大企業が取引先に対して対応を必須としてサプライチェーン全体での取り組みを求めるケースも見られるためです。中小企業のGXに向けた取り組みの状況について、この度調査を行いました。今月号ではその前半として、環境への取り組み方針の策定や目標設定への取り組みについての調査結果を報告します。
詳細は以下PDFファイルからご覧いただけます。
https://www.forval-consul.com/bluereport/wp-content/uploads/2023/01/a9a230f8c94b24db76341a6b36adea35.pdf